脚立に安心して登れる国を目指して

人はなぜ脚立へ登ろうとするのか

その先に何があるというのか

脚立から落ちてアバラや手首をやった者

脚立そのものが落ちていき屋根から降りれなくなった者

更には脚立という帰り道を見失いお客さんに迎えに来てもらったという神話を持つ者もいる

だが

どれだけの危険がそこにあろうとも

登ろうとする意志を止める事はできないのだろう

だとすれば私は願う

どうか皆が安心して登り続けられる脚立を

どうか皆が地上に無事帰還できる脚立を

そんな願いを抱きながら早5年

私はついに1つの答えに辿り着いた

地面に対するバランスが保てれば脚立は倒れない

そう 地面に対して不安定にならなければ脚立は倒れないのだ

そしてそれが出来なければ

倒れる

この大発見には周囲も驚き溢れんばかりの歓声が上がった

この発見は脚立界に革命を起こすと思われた

しかし

何とこの答えに私より先に辿り着いていた者がいた

しかも

その者はすでに製品化に成功しているのである

どこの誰かはわからないが

見事としか言いようがない

私は出会うはずのない戦友に出会ったような感覚に陥った

誰が先だとか誰が1番だとか関係ない

人命を思う気持ちに順番なんかない

登る者たちの安全を願い

脚立が脚立であるための理想の姿を追い

この世界のどこかで奮闘していた者がいた

それが嬉しい

是非ご覧頂きたい

これが我が戦友の作った理想の脚立の姿だ

手前の足だけがサイボーグのようになっている

取り外すとこういう状態

鉄ではなくアルミ製で実に軽い

これを長年愛用している脚立の足に取り付ける事で

足の長さの調節が無段階に可能となり

段差の高さに応じて水平を作り出すという訳だ

もちろん4本全ての足に取り付ける事であらゆるガタガタ地面にも対応する

階段での作業などにも2本もあれば水平となる

地面に接する部分は稼働部分があり状況に応じた適応能力がすこぶる高い

戦友はまさか同じ日本人の新潟出身だったのか

さすが建築士で有名なあの元総理を輩出した街だ

政治も安全も1人では成しえない

みなが手を取り合い

脚立を扱う者たちの目に希望の光を

安心して登れる社会を

これからも作り上げていきたい


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