和にも洋にも映える不思議な置物の名は南部鉄器 〜よみがえりし記憶〜

前回

和にも洋にも映える不思議な置物の名は 南部鉄器

のあらすじを話すと

ある日 押入れから出てきたのは南部鉄器

なぜ私が南部鉄器を持っていたのかは忘れてしまっていたが

いざそれを飾ってみると凄まじい置物だということを体感した

とその時 

私はどうやって手に入れたのかを思い出すのであった

これが骨董というものか、、

そうか、思い出した!

これは、骨董のパンクさんが私に授けてくれたものだ

そういえば骨董のパンクさんはこんな事を言っていた

骨董のパンク「これは湯を飲む時に使うと良い この南部鉄器の鉄の成分により、その沸いた湯は不老長寿の湯となる」

その時は大して信じなかったが

今になり南部鉄器をよくよく見ていると、そんな力があるのではないかとさえ感じ調べてみた

たくさんの書籍をあさるうちに、興味深い事がわかった

何と、南部鉄器から体内に鉄分が摂れるというのだ

読み進めると

調理器具を南部鉄器にしたら貧血が治ったとか

レバーやアサリが摂れない時には南部鉄器がいい

などと書かれており、あの骨董のパンクさんは本当の事を言っていたのかと今ごろに気づいた

1日に必要な鉄分は男性10mg 女性12mg

日常では確かに摂りずらく見て見ぬふりを決め込んでいた鉄分が

まさか置物にしようとしていた物から摂れるとは、、

色々使いたい、、

ただ、2点気を付けておくポイントがあり 1に鉄であるがゆえにサビがつきやすい その為洗う時は洗剤使用せずに湯ですすぐ程度にし水をしっかり乾かしてあげた方が良い 2に一部内側がホーロー加工してある製品もありそれは鉄分の補給が望みにくい

IHにも使えるかと質問が飛んできそうだが、何と鉄だから使えるのである

底面が平らになったIH対応という製品もわざわざ出ているみたいだ

そんなこんなの南部鉄器だが中には3世代で100年にも渡り大事に使っている鉄筋家族もいるらしい

そんな物がまだこの世にある事を知った私は その喜びをどう表現したらいいかわからぬまま

南部鉄器を聖火に見たて近所を走り回った

和室にも洋室にもその空間をぐっと引き上げる不思議な置物

いや使わないのがもったいない不思議な調理器具

こんな凄まじい伝統品を守って現代へ繋いでいる人たちがいる事を知っておかなくてはならない

そして私も聖火のように世代を超えて使い続けたいものである

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